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子どもがけん玉に目を輝かせた——訪日ファミリー層が「日本の遊び文化」に触れるとき、ホテルのショップで何が起きているか

子どもがけん玉に目を輝かせた——訪日ファミリー層が「日本の遊び文化」に触れるとき、ホテルのショップで何が起きているか

訪日ファミリー層の増加と、その特性

訪日外国人旅行者の中でも、子ども連れのファミリー層は近年着実に増加しています。主要テーマパーク周辺や、自然・温泉・体験型観光を組み合わせた旅程を選ぶファミリーも多く、ホテルでの滞在時間が長いという特徴があります。

こうしたファミリー層に共通しているのは、「子どもに日本の文化や遊びを体験させたい」という明確な動機です。食事、遊び、工芸——子どもが日本の何かと触れ合う瞬間を、旅の大切な思い出にしたいという意識が、保護者の購買行動に大きく影響しています。

けん玉が売れる理由

ヒルトン東京ベイ館内のインバウンドショップには、けん玉や折り紙といった日本古来の遊び道具が商品として置かれています。スタッフが使い方を実際に見せながら説明すると、子どもたちが強い関心を示し、親がその場で購入を決めるケースが多く見られます。

けん玉は特別な体験スペースを設けなくても、商品として手に取ってもらい、少し説明するだけでその場が体験の場に変わります。「子どもがやりたいと言った」「日本の遊びを家でもさせてあげたい」——保護者がこう感じたとき、価格よりも体験の価値が購買の判断基準になります

折り紙も同様です。一枚の紙が鶴や動物に変わる過程を目の前で見た子どもは、自分でもやってみたいという気持ちになります。スタッフが簡単な折り方を見せるだけで、商品としての折り紙セットへの関心が一気に高まります。実際、三喜雑貨の直営店で比較しても、子ども連れゲストの多いヒルトン東京ベイ館内のインバウンドショップは、街中ショップの2倍以上の折り紙・折り紙本の売上があり、この傾向は顕著です。

ファミリー層の購買の特性

ファミリー層のインバウンドゲストには、単身旅行者や夫婦旅行者とは異なる購買の特性があります。

まず、「子どものためであれば購買の意思決定が早い」という点です。自分自身のためであれば慎重に考える保護者も、「子どもが喜ぶもの」「子どもの学びになるもの」に対しては、比較的スムーズに購買を決める傾向があります。けん玉や折り紙は、この条件を満たす商品です。

次に、子ども向けの商品は大人向けの商品の「ついで買い」を生みやすいという特性があります。けん玉を購入したついでに、自分用の工芸品や着物小物にも目が向く——こうした複合的な購買がファミリー層では起きやすく、一会計あたりの金額が自然に大きくなる傾向があります。

また、ヒルトン東京ベイ館内のショップでは、キッズ半纏(子どもサイズの半纏)をオリジナル限定商品として用意しています。子どもや孫に着せたいと感じた保護者・祖父母が購入するケースがあり、「子どもが着られる日本の衣装」という商品は、ファミリー層特有の購買動機に直接働きかけます

SNSへの自然な拡散

ファミリー層のインバウンドゲストのもうひとつの特性として、SNSへの発信力があります。子どもがけん玉に挑戦している動画、折り紙で鶴を折っている写真、キッズ半纏を着て喜んでいる姿——こうした場面は、親にとって自然に撮影・投稿したくなるコンテンツです。

子どもが登場するSNS投稿はエンゲージメントが高く、フォロワーの「行ってみたい」という感情を引き出しやすい傾向があります。ファミリー層がホテルの館内で体験したことがSNSで発信されることで、次の旅行者への情報として自然に広がっていきます

ファミリー層に「また来たい」と思わせる設計

ファミリー層のインバウンドゲストは、旅先での子どもの体験に強い関心を持っています。その体験を提供できる館内ショップは、ゲスト満足度を高めるだけでなく、口コミやSNS発信を通じたホテルへの評価向上にも貢献します。

「どんな商品を置けばファミリー層に響くか」「子どもが体験できる設計をどうつくるか」

または「ファミリー層とそうでないゲストの買い物をどう両立させるのか」。

——こうした具体的な設計まで含めて、Find My JAPANではヒルトン東京ベイでの実績をもとに、品揃えから売場作り、POPや接客に至るまでサポートしています。ご相談はお問い合わせフォームよりご連絡ください。

この記事は三喜商事株式会社が提供するコンテンツです。

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